#31 後悔とは
生きていると「後悔」する場面は沢山ある。
この「後悔」の性質、種類は様々だが
共通する要素として2つ挙げられる。
それは「時間」と「選択」だ。
まず大前提として、後悔とは過去形だ。
現在や未来のことで後悔することはない。
では、過去とはなんだろう。
この過去にも種類がある。
それは「何かをした過去」と「何かをしなかった過去」だ。
例えば、昨日夜ご飯を食べたという過去がある。
また、昨日お風呂の湯船に浸からなかったという過去もある。(シャワーのみ)
こうやって、人は何かをした過去と、何かをしなかった過去、というものを積み上げている。
(何かをしないということをした、とも言える。)
例え話はここらへんにして、テーマの後悔についてだ。
私が思うに、この後悔の大半は何かをしなかったことから生まれるのではと考える。
今振り返ってみても、なんであんなことしたんだろうという「actionへの後悔」よりも、なんでやらなかったんだろうという「didn't act」のほうが直ぐに頭に浮かぶ。
そういった意味で、後悔したくないなら、今すぐに行動する、というのが最も適切な答えなのかもしれない。
ここまで後悔の話をしてきたが、その理由を話す。
私は急性低音障害型感音難聴という難聴になった。
これが大きな理由(ワケ)だ。
かれこれ1、2ヶ月ほど前から聞こえ方に違和感を覚えていた。
左右で聞こえ方が違ったり、耳鳴りが鳴ったり。
私はすぐに病院へ行くべきだったが、行かなかった。
聞こえが悪く、病院へ行くべきだなぁと思いながら
私生活を送っていると、すでに後悔が生まれていた。
もっと早く病院に行っていれば、治ったのではないか?
このまま何もしなければずっとこのままなのではないか?
そういった病院へ行かなかったという、しなかった過去への後悔とともに、日々を過ごすのは地獄だ。
結果的に一昨日病院へ行き、薬を処方して頂いたので、これからの改善に期待している。
まぁ総じて何を伝えたいのかというと
人生における後悔の頻度を少なくするには
行動するのが最善だということだ。